ある暗号通貨の追憶

今までの暗号通貨情報を思い出しながら、情報を残していきます

ウォレットとは‐仮想通貨の初心者向け解説

 暗号通貨をやり始めた初心者には、ウォレットが何か分かりにくいです。聞きなれない言葉なので、想像もできません。

 

 

わかりやすく説明すると、ウォレットは「暗号通貨を保管する場所」です。様々な保管場所がり、大きく分けて4種類あります。

 

1.取引所

2.ウェブウォレット

3.ソフトウェアウォレット

4.ハードウェアウォレット

 

暗号通貨を保管する場所のセキュリティレベルは、下に行くほど高くなります。トッププレイヤーは「ソフトウォレット」か「ハードウォレット」使いますね。

 

なぜ暗号通貨の保管場所を気にする必要があるのか

 

保管場所(ウォレット)の説明をする前に、暗号通貨を保管する場所の選定がいかに大事か説明します。

 

2018年1月、コインチェックがハッキングされNEM580憶円分が流出、という事件がありました。コインチェック社は全てのNEM保有者に対し日本円で返金すると発表しました。ただ本当に全額返金されるのかは疑問が残ります……。

 

つまり保管場所を間違えると、全財産が0になる可能性があるのです。

 

暗号通貨を安全に保有するためには、最低限3つのことを注意しましょう

・フィッシング(取引所などと似たダミーサイトを作りログイン情報を盗む手法)

・ウイルス感染

・ウォレットの信頼性(利用する取引所の管理体制)

 

それぞれの保管場所(ウォレット)を解説します。慎重に選んで、暗号通貨を大切に保管してくださいね。

 

『取引所』にそのまま保管する

 

最も暗号通貨が保管場所として選ばれているのは、『取引所』のウォレットです。『取引所』で買った通貨をそのまま『取引所』に保管している、ということです。ユーザーからしても手間がかからないから簡単で嬉しいサービスではありますよね。

 

暗号通貨の運用に慣れて、長期的に保有するのであれば「取引所には売買する予定のないお金は置かない」のが安心でしょう。

 

非取引所系のウェブ(オンライン)ウォレットに保管する

 

暗号通貨を管理してくれるサイトを「ウェブウォレット」と呼びます。取引所のウォレットもウェブウォレットですが、ここでは非取引所系のウォレットを説明します。

 

非取引所系の暗号通貨保管サイトは、IDとPASSを発行して暗号通貨を保管するサービスです。具体的にいうと「Blockchain.info(ビットコイン)」「MyEtherWallet.com(ETH&ERC20トークン)」などがあります。

 

ウェブウォレットは無料で簡単に作成できるので、試してみると良いでしょう。

 

ソフトウェアウォレットで保管する

 

コンピュータに専用のソフトウェアをインストールすることで利用できるのが、「ソフトウェアウォレット」です。無料でインストールできるソフトウェアもあるので、手軽に始めることができます。

 

このウォレットは、第三者のサーバーに送らないので、セキュリティ対策を自分で可能です。自分のコンピュータがハッキングされたり、ウイルス感染したりしない限り問題ありません。あとコンピュータを壊さないように……。

 

ソフトウェアウォレットの選択基準

 

使用するソフトウェアウォレットの良し悪しは、様々あります。判断基準が3つありますので参考にしてください。

 

・セキュリティの高さ

・ソフトウェア動作の速さ

・ソフトウェアの価格

 

どれもソフトウェアごとに違いがあるので、手に入れる前に性能などの事前情報はチェックしましょう!

 

最強の保管法ハードウェアウォレット

 

使い勝手も良く、セキュリティも高いハードウェアウォレットは、電子端末(ハードウェア)に暗号通貨を保管します。

 

保管時はインターネットと繋がっていないので、ハッキングやウイルス感染する心配がありません。紛失や故障しても、パスフレーズを残しておけば復元できます。

 

便利ではありますが、対応している仮暗号貨が少ないのがデメリットです。

 

ウォレットの利用は、自己責任

 

ウォレットにアクセスするために必要なパスフレーズなどの情報を紛失したら、最期です。あきらめる他ありません。その点だけ注意して、暗号通貨を保管しましょう。